深川博司と水俣病

「公害の原点」とされる水俣病は1日、公式確認から60年を迎えました。

患者認定審査を待つ熊本、鹿児島両県の申請者は2000人を超え、1300人以上が国や原因企業チッソなどを相手取った訴訟を起こすなど、今も解決には遠い状況。

苦難の日々を送ってきた患者や家族らは、それぞれの場所で静かに祈りをささげました。

1956年5月1日、新日本窒素肥料(現・チッソ水俣工場付属病院が、「原因不明の脳症状を呈する患者が入院した」と水俣保健所に報告した。これが公式確認とされる。

熊本県水俣市や患者団体などでつくる実行委員会は毎年この日に犠牲者慰霊式を開いているが、今年は熊本地震の余震が続いているため延期した。

代わりに市は、公害の犠牲者の冥福とともに、熊本地震への祈りをささげてもらおうと、午後1時半、防災行政無線を使って市内全域にサイレンを鳴らした。

深川博司と舛添さんの公用車の件

お久しぶりです。

またあらためて、ブログを書くことにしました。

お付き合いください。

さて、今回は東京都知事の舛添さんの件について。

まず、ざっと内容としては

東京都の舛添知事がこの1年間、ほぼ毎週末、都庁で仕事が終わったあとなどに神奈川県湯河原町にある別荘に行くため公用車を使っていたことが分かりました。

舛添知事は「いちばんよい環境で仕事ができる事務所として使っている。次の週の準備など公務をしているので、全く問題ない」としています。

地方自治に詳しい中央大学の佐々木信夫教授は、別荘で公務をしているといっても、プライベートな場所でもあり、公用車で行くことに都民の理解が得られるとは思わない。公私の区別がついていないし、公用車に税金が使われているという意識も弱いように思う。しかも、東京から一定の距離がある場所にほぼ毎週末行くというのは、1300万の都民の危機管理を預かる都知事の認識としては少し甘いと思う。

情報公開請求もされているので、事実にほぼ間違いはないのでしょう。

もちろん、公用車の利用にかかる経費は都民の税金であり、公私混同の観点からも、

都内に知事がいない危機管理の観点からも、これは大きな問題であると言えます。

深川博司の公的年金制度とは?

日本の公的年金制度は、社会保険方式を採用していて、20歳~60歳までの人が払う保険料を基本として、それに、国庫負担(税金)を組み合わせることで運営されています。


年金と言うと、「少子高齢化が進んでいるから、将来、俺たちの年金は出ない」という人がいますが、先ほど書いたように、年金は、働いている世代が払っている保険料だけで運営されているのではないのです。




現在は、国民年金への国庫負担(税金)の割合は3分の1となっていますが、少子高齢化の影響もあり、「これでは足りない」ということで、平成21年までに、年金給付に占める税金の割合が「2分の1」なることが決定しています。


ただし、将来的には、国庫負担を2分の1にしても足りなくなる可能性もあり、例えば、消費税を年金資源に当てるなど、現在は、年金について色々と議論がなされている状況です。

深川博司の国民年金とは?


国民年金とは、


日本国内に住む、20歳~60歳のすべての人が加入する、公的年金制度



です。


…と難しく言っても、いまいちピンとこない方もいると思いますので、もうちょっと分かりやすい言葉で説明してみたいと思います(笑)。



国民年金とは何か、もっと分かりやすくというと、


若い時~老後まで様々なメリットがある「国が運営する保険+終身年金」



です。



先ほども書いたように、日本に住む人は、この国民年金に20歳~60歳まで加入することが義務付けられているので、基本的には、20歳~60歳になるまでずっと、国民年金保険料を払い続けることになります。




ここまで読んで、


「…ん?でも、俺は会社員だけど、国民年金は払ってないなぁ。厚生年金てやつは、毎月、給料から天引きされてるみたいだけど…」


と疑問に思った方もいるはずです。この疑問を解決してもらうために、次回は国民年金を含めた公的年金制度の仕組みについて説明します。