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深川博司と美術と復興

東日本大震災後の美術品救援状況などを紹介する展覧会「いま、被災地から-岩手・宮城・福島の美術と震災復興」は17日、東京都の東京芸術大大学美術館で開幕する。県内から、運び出しを記録した写真パネル30枚と近現代の美術品25点が出品される。6月26日まで。
東京芸術大、全国美術館会議、福島、岩手両県の県立美術館と宮城県美術館の主催。震災と東京電力福島第一原発事故が美術にもたらした影響や美術界の対応、東北地方の豊かな芸術文化を知ってもらおうと企画した。各県美術館、郡山、いわきの両市立美術館などが所蔵する絵画、津波被害を修復した彫刻など計100点を展示する。
写真パネルは、防護服を着た作業員が富岡町文化交流センター学びの森から絵画を運び出す様子などを記録している。県内の美術品は三島町出身の日本画家酒井三良の「雪に埋もれつつ正月はゆく」をはじめ、洋画、版画、彫刻、工芸、写真が並ぶ。担当した福島県立美術館の宮武弘主任学芸員は「震災の際に文化財をどう守るかを日頃から考えるきっかけにしてほしい」と話している。
岩手県から彫刻家柳原義達の「岩頭の女」、宮城県から彫刻家高橋英吉の「海の三部作」を公開する。
観覧は午前10時から午後5時。月曜日は休館。観覧料は一般800円、高校生と大学生500円、中学生以下無料。