読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

深川博司とwifi

節約で効果を発揮するのが「固定費」の削減です。1回の見直しで節約効果が継続するため、少額でも年単位で見ればかなりの額になります。毎月の通信費も例外ではありません。一人暮らしをする筆者は、家の光回線を解約してWiMAX 2+に一本化したところ、通信費が安くなったにも関わらず利便性が向上したので、その使い勝手について説明します。

筆者は一人暮らしを始めた際、まず光回線を契約しました。しかしよく考えると、仕事をしているので家にいる時間はあまりありません。一日にわずかしか使わない光回線の料金を支払うのがもったいなく感じていました。

また別の不満もありました。スマートフォンは5GBのデータパックを契約していたのですが、Apple MusicやAWA、LINE Musicなどの定額制音楽ストリーミングサービスを使っているとすぐに容量を超過してしまい、1GBの追加データを購入することもざら。スマートフォンを使う際に常に残りの通信容量を気にしており、ストレスが溜まっていました。

そこで思い切って固定回線をやめて、家でも外でも「容量無制限」(ギガ放題)で使えるWiMAX 2+に契約すれば便利になるのではないかと考えたわけです。
実際に解約してみた

光回線の解約時、電話口の担当者に解約理由を尋ねられました。WiMAX 2+に乗り換えることを話すと、「WiMAXは屋外でルータを紛失すると、家でインターネットを使えなくなります。万一のためにも固定回線があったほうが安心ですよ」と引き止められました。しかし、紛失しても、スマートフォンテザリングを使えばいいわけで、個人的には留まる動機とは思えません。担当者の引き止めを押し切って、晴れて光回線を解約しました。

こうしてWiMAX 2+の生活が始まったのです。その際の懸念のひとつが、やはり安定して通信できるのかということでした。



家での通信速度はこのとおりです。理論値220Mbpsをうたう割に、通信速度は一昔前のADSL並です。家ではWiMAX 2+のアンテナが3本しか立たないということもあるのでしょうか。

ただWEBブラウジングYouTubeのHD/標準画質程度を見るなら不自由は感じません。サクサク感も問題無いです。HuluやdTVといった定額制動画配信サービスでも、通信速度に応じて画質が最適化されるため、動画のビットレートは低くなるものの、途切れ途切れになるということもありません。

ただWiMAX 2+には「3日で3GB制限」の存在があります。3日間の累計データ通信容量が3GBを超えると、通信速度が『YouTubeのHD画質が問題なく見れる程度』に制限されるとのこと。筆者は家でWEB動画をよく見るので、3日に3GBを超える機会は何度かありました。しかし携帯キャリアの128Kbps制限のようにシビアではないので、動画もYouTubeも標準画質ならサクサク見れます。HuluやdTVといった動画配信サービスも前述の画質最適化により途切れずに見れます。画質にこだわりのある人には不満でしょうが、筆者はそこまでこだわらないので、3日で3GB制限中でも快適でした。
屋外でも利便性向上、ではいくら安くなったのか

またWiMAX 2+の利点は、ルータを外にも持ち運べることです。これにより、外でノートPCやタブレットをネットに繋いだり、スマートフォンを使う際にもWiMAX 2+の回線を使えるというわけです。

筆者はこれまでスマートフォンの5GBプランを使っていましたが、定額制ストリーミングサービスやPCのテザリングなどで、すぐに通信量の上限に達してしまうのが悩みでした。WiMAX 2+を導入したところ、スマホのデータパックを最小容量の2GB済むようになりました。携帯の回線はWiMAX 2+の電波が入らない場合に緊急避難的に使うのみです。このように一人暮らしで「光回線+携帯回線」を「WiMAX 2+携帯回線」に置き換えた結果、家での回線の快適さを損なわずに、屋外のインターネット環境がかなり快適になりました。

ではいくら安くなったのかというと、WiMAX 2+と固定回線の料金にあまり差はないのですが、携帯電話のパケットパックが最小の2GBで済むようになったぶん、月1500円ほどお得に。年間では約1万8000円も節約できます。全体的な快適性は向上したのに、安くなったので個人的にはかなり満足しています。

なおWiMAX 2+の回線スピードは当然光にはかなわず、大容量データをダウンロードする、オンラインゲームをするといった使い方には向きません。また筆者は主に都内近郊を中心に活動していますが、地方ではWiMAX 2+のエリアは十分とは言えません。都市部に住んでいて、家ではWEBブラウジングYouTubeを見るのみというライトなユーザーには、今回のTIPSを是非参考にしていただきたいです。

またWiMAX 2+は環境によっては圏外だったり、通信スピードが満足に出ない場合もあることに留意する必要があります。
広告を非表示にする